久しぶりの学校シリーズ。
先日、我が子のクラスで日本について紹介する機会がありました。
Montessoriでは、順番に五大陸について学んでいくそうです。
この月はその一環でアジアを学んでいたとのことで、
先生が日本についてクラスで話をしないかと声をかけて下さいました。
去年も同じようにアジア月間に
日本についても少し学んだようで、
My Japan Bookという
先生お手製の冊子を持ち帰ってきました。
去年は(たぶん)このアジア月間に
キンダーの学年の子数人を対象にした
簡単な折り紙レッスンをする機会がありました。
こんな感じで、
この学校の場合
クラスに日本人の子どもがいたら
今後も日本紹介をする機会があるような気がするので
何かの参考になればと思い今回の様子を記事にしてみました。
実際、私はいざ幼稚園児に日本を紹介しようと思うと、どんな風に紹介しようかそれなりに悩んだので…
ちなみに、
先生からは特にリクエストもなく
時間制限もなく
本当に勝手にどうぞ、
という感じでした。
(こちらからもあえて指示を仰がず)
今回用意したものは、4点。
①折り紙で日本っぽいもの
②概要を説明するためのアイキャッチ
(裏にカンペを貼れたという利点が)
③日本語(カタカナ)で全員の名前を書いた名札
④抹茶クッキー
以上。
メイズビルの図書館で探したら
日本に関する本が
それなりに揃っていてビックリ。
これらも参考にしながら
幼稚園児向けに
簡単に
飽きないように
を念頭に内容を考えました。
都会と違って
メイズビルの子どもたち
ほとんど(全く)日本について触れる機会はないはず。
なので本当に子ども受けの良さそうなことだけピックアップして。
①導入〜折り紙のキャラクター
日本のもの知ってる??
から入ったら、比較的食いつきは良かったです。
ハローキティとピカチュウは
ほとんどの子が知っていたけれど…
忍者はやっぱり誰も知らず(笑)
バットマン〜!!と言われてました。
メイズビルでも
YMCAでNinjaクラスがあるから
多少は認知されているのかな?と思ったら甘かった。
これらの折り紙は、レクチャーの最後に欲しい人〜?と聞いたら
まさかの全員が手を挙げてくれ…
帰宅後量産することになりました。
バルーンアートと同じ感じで、
子どもは何でも貰えるものは嬉しいのですね。
②概要説明
このパートは
話がメインになるので
子どもたちどうかな〜?と思いましたが…トップ画像の通り、皆ちゃんと聞いている!
幼稚園児がこんなに話をきちんと聞けるとは思っていませんでした。
【日本ってこんなとこ】
日本の大きさとケンタッキーの大きさ比べたけれど…
ケンタッキーの大きさ言われてもピンとこない様子の子どもたち。
そりゃそうか。
【日本の行事】
これは子どもにまつわるものをメインにピックアップ。
七五三の着物は、女の子が興味深々でした。
前述のMy Japan Book(今年も教室にあり)にも
Children’s Dayとしてひな祭りとこどもの日の説明が。
【日本語】
日本語のABCとしてあいうえお表を紹介。
先生に、Thank you.とGood morningは日本語でなんて言うの?と質問され、全員でリピートしました。
おはよう、はOhioみたいで言いやすい!との反応が。
あとは娘の名前を漢字、ひらがな、カタカナで書いてみました。
そして名前をカタカナと英語で書いた名札を全員に配る。
文字にはそれほど興味はなさそうでしたが、
これまたネックレス(!と先生が表現していました)は好評で
お迎え時にもつけていてくれた子
持ち帰って、お母さんからお礼のメールをくれた子
など、かなり反応が良かったです。
③おやつの時間
話だけではつまらないので
ご褒美?のおやつも持参。
(これは念のため先生に事前に持参していいか確認しました)
日本っぽいものだけれど
メイズビルの日本慣れしていない
子どもたちでも食べてくれそうなもの…
ということで
無難に抹茶クッキーを。
しかもバター多め、抹茶少なめ、
ほとんど抹茶の味もしないもの(笑)
これを、お箸で掴んで
自分で取ってもらう、
という感じにしました。
普通の箸では難しいかも、と
エジソン箸2種類と
子供用の普通の箸を持参。
私が簡単にお手本を見せた後
一人一人順番に前に来て挑戦。
エジソン箸なら全員が器用にクッキーを掴み取ることができました。
モンテの教材にお箸もあるので、
経験したことのある子も多いかな?と期待はしていましたが
ちょうどこの少し前にクラスでお箸の教材を扱っていたとのこと。
おかげでとてもスムーズでした。
でも中にはこんな風に
お箸を持っていない手にまで力が入ってしまう可愛らしい子も❤︎
抹茶クッキーは
子どもたちも全く抵抗なく食べてくれ
お代わりもして
綺麗に完食してくれていました。
所要時間はトータルで40分ほど。
幼稚園児だとなかなかお友だちに娘が自分で日本のことを紹介することもできないだろうし、
こういう機会はありがたいなぁと思いました。
そもそも、幼稚園児だからこそあまり外国人に対する抵抗も意識もないのかもしれませんが。
今後いつまでSt. PatのMontessoriが継続するかも分からないし
あっても日本紹介のニーズがあるか分かりませんが
いつか何かのお役に立てばなと思います。
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