今回も、妊娠出産関連。
毎月第4月曜日に開催されている
母乳育児クラス(無料)。
産婦人科の受付で、
好きな月のクラスに各自申し込み
当日産婦人科内の会議室へ。
私が受けた回は
今までで最大人数だと言っていましたが
それでも妊婦さん10名程度でした。
この回の講師は
Buffalo Trace Health District Health DepartmentのAllison Adamsさん。
資料も配布されましたが、
基本は壁に映し出されたスライドを元に話を進めていくスタイルでした。
インタラクティブなクラスにする、
と言っていましたが
参加者が発言しなければならないシーンは無く、
意見を思いつけば発言していいし
質問があれば随時聞けばいいし
という気楽な感じでした。
所要時間は1時間半。
子連れ、夫同伴可。
母乳育児についての基本は
日本で教えられたものと
それほど差はないように感じました。
と言っても一人目妊娠中に受けた母乳育児クラスの内容をきちんと覚えているわけでもありませんが。
なんとなく、どこかで聞いたことのあるような話ばかり。
復習にはちょうど良かったです。
でも、まだまだアメリカでは母乳育児を選択することはマイノリティで
この母乳育児クラスにも自主的に参加してくれて皆さんありがとう
というスタンスでした。
日本ではこんなこと触れられなかったな〜と面白く感じた項目は
*パブリックな場所での授乳
お母さんが人前で授乳するのは全米どの州でも認められている権利なんだよ!
とわざわざ説明していた。
一人目の時に普通に外出先どこでもケープで授乳していた身としては、
権利だなんて、大げさな…
と面白く感じましたが
アメリカ人的には、こんな知識も必要なのですね。
パブリックな場所で、
どうやって授乳をすれば良いかという
アドバイス付き。
実際、アメリカで出産してみて
いざパブリックな場所で授乳しようと思うと…
やっぱり周りでほとんど見かけないだけに勇気がいります。
*パパやおばあちゃんが自分も赤ちゃんに授乳したい!と言ったら?
どんな項目?!と思いましたが、
これが母乳育児を諦める原因になっているお母さんも現に存在するのだそうです。
ビックリ!
母乳だと、授乳はお母さんが独り占めしてしまう。
でもパパやおばあちゃんだって、赤ちゃんにミルクをあげる喜びを得たいのだと。
パパやおばあちゃんにそう言われてしまったらどうしたらいいか、という解説です。
結論は、授乳時にパパやおばあちゃん、上の子もソファーに一緒に座って赤ちゃんを囲んでママが授乳しましょう、というなんとも普通な解説でしたが…
わざわざそんなことも説明するほど、
そんなパパやおばあちゃんが多いのか?!とこれまた面白く感じました。
日本じゃそんな話、私は聞いたことがありません。
一番の収穫は、
この講師の方が
Lactation Consultant(母乳育児支援の専門家)
であって、彼女の連絡先を入手できたこと。
産んだ病院や自宅で
うまく母乳をあげられなかったり
自宅に戻ってから
母乳トラブルがあったり
そんな時に相談する先。
母乳が詰まった際のマッサージも
してくれるそうです。
希望すれば自宅へも来てくれるそうで
いずれも無料で行なっているのだと。
この方がいつまで担当されているのか分かりませんが、
念のため連絡先等ここにも載せておきたいと思います。
Allison Adams
606-584-5540
0コメント